ちっこいはなし

たのしいせいかつ

錯綜

話し始めることは得意だけど話し終わることは本当に苦手。何故だろう。広げに広げた大風呂敷の畳み方がわからない。散々散らかしておいて、片付けられない子どもに似ている。そういや私は片付けも苦手だ。それは文章でも同じこと。だから話し上手な人や文章が上手い人にかなり憧れている。
そもそも、話し終わることの問題以前に、自分自身が何を言って何のことを話しているのかがよくわからなくなってしまうこともたまにある。そのうち、その話題に興味がなくなって、話を続けられなくなってしまう。話し始めから終わりまで、同じ熱量で一つの話題について話せる人、いいな。これは推測なんだけど、たぶん私は人よりも一つの物事に集中できる時間が短い。感情の持続する時間も短い。あまり書くことが思いつかなくて一日寝かせておいたら、昨日の自分が考えていたことがわからなくなって、そのままうやむやにして終わらせてしまった記事もかなりある。具体例は出さんが。
課題は多い。一つ一つ踏み潰して前進していきたいのだが、きっとまだまだ先は長い。