ちっこいはなし

たのしいせいかつ

腐る

誰かの類似品にしか成れないことって辛いよな。たった今、自分から出たばかりの言葉も、なんだか盗品の気がする。
詩を書きたい。私の詩は対話だ。わかってほしい、でも心の底を巧妙に秘匿したい時に詩を書くのです。でもそれは一時の感動に過ぎない。どんなに美味しいごはんでも冷めたらマズいよね。それと同じになってしまう。一週間もすれば黒歴史爆誕。恥ずかしい。
私の脳回路はどうも、所々接続箇所を間違えているらしい。当たり前のように話が飛躍するし。人前が怖くて仕方ない。というか気持ち悪い。皮膚の下を何万もの油虫が這いずり回るみたい。だから今日も前髪伸ばしてその場しのぎの安息を得てなんとか切り抜けます。頑張るぞ。